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購書メモ・読書メモ 3

1 D.W.ハムリン『知覚の心理学 ゲシュタルト理論に関する哲学的検討』
2 ジョン・ディーリー『記号学の基礎理論』
3 パース『パース著作集 Peirce 1839-1914 2』
4 ジョン・タバク『はじめからの数学 5』

を購入した。

1は、アスペクト知覚と密接な関連があるゲシュタルト心理学について一般的な知識を得る目的で。いま1-2章と7章(最終章)および訳者あとがきを読んだところ。妙に理屈っぽくて、こなれてない訳文が魅力と言えば魅力かもしれない。これは若い人が訳したのだろうなあと思ったら、訳者は翻訳の時点で65歳。現在ご存命であれば84歳の大先生であった。副題に「哲学的検討」とある通り、抽象的な議論が本体で、いくぶんかは私の考えていることと重ならないでもないのだが、いかんせんゲシュタルト入門として適当だったかどうかは疑問。

2は、何だろう。記号学は敵なのか味方なのか。私にはかつて池上嘉彦の記号論関係の著作を読み進めようとして挫折した過去があるのだが、これは理解できなかったからではなかった。似たようなことを考えているのに、微妙なところがどうしても肌に合わなくて、かえって体が拒否反応を示したのである。トラウマの克服なるか。あるいは、更なる悪化を招くか。

3は、パースである。名前を見かける割りによく知らない人だ。きっと偉い人なのだが、何がどう偉かったのか。著作集1巻目が現象学、3巻目が形而上学だが、この2巻目は記号論関係の著作。
http://www.wind.sannet.ne.jp/masa-t/index.html
ここなんかでも、たくさん言及されている。パラパラめくった感じだと、読みこなすのは面倒臭そう。

4は、ネットの本屋さんの「本の内容」の項目に「自然法則とは何かを考える」とあったのに惹かれて買った。今回購入した中ではいちばん楽しめそうな本である。予想外のオマケは、第2章。アルキメデスに関する記述があったこと。アカデミックな興味ではないが、私はかなりのアルキメデスファンであると自負している。所持する関連本は10冊以上。mixiにアルキメデスのコミュニティーがないのを訝り、自分で立ち上げたくらいである。お勉強になっちゃ、つまらない。大いに楽しみたい。


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